ベルギー流ファッション 生足
by JUN

「ナマアシ(生足?)」と聞けば、この夏日本で流行った現象とご存じの方も多いでしょう。でも、ことさら新語を作るまでもなく、素足にサンダル、爪先から覗くのはキュートなペディキュア、というのはおしゃれな女性にとっての夏の常識。今に始まった事でもありません。但し、このファッションはあくまで太陽さんさん、リゾート気分の真夏のみ有効、というのが季節感にウルサイ日本人の感覚ではないでしょうか。

ところがこれがベルギーではちょっと違います。

秋も深まったある日、クラスメイトがフレアースカートの私に向かって言いました。「ジュリー(私のクラスネーム)はなんでまたストッキングなんかはいてるの?おばあさんでもあるまいし・・・。」そうです、確かにベルギーでは季節やTPOを問わず、高齢の女性以外、ストッキングの足をほとんど見かけません。高いし、日本のもののように質がよくないせいもあるけれど、どんなにビシッとスーツやドレスで決めていても、たとえ吐く息が真っ白になる寒い朝でも、タイトミニから長々と伸びた足の先は、必ず素足にパンプスなのです。彼らのナマアシには、自然体を好み、余分な事には一切お金を使わないベルギー人の質素な一面が表明されているのだと思うと、なんだか感慨深いなあ・・・・。

ベルギーかぶれの私が、それ以来ナマアシを続けているのは言うまでもありません。



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