●酒造り道具の展示1

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伊丹で醸造された清酒は江戸時代「丹醸(たんじょう)」と呼ばれ大変珍重されました。麹米と掛け米すべてに精白した酒米を用いる伝統の酒造りの技術「諸白(もろはく)づくり」で生まれる「丹醸」。実際に使われていた主な酒造道具を再現し、杜氏をはじめとする蔵人たちの丹精を込めた酒造りの技に想いを馳せてください。

洗い場(米を洗うところ)の道具

1・米槽(こめぶね)
洗い場にあり、精米された白米を貯蔵する槽。当時、外で精米され持ち込まれていた米をここから取り出し、井戸から汲み上げた水で身を切るような寒さの中、蔵人が踏みながら洗っていました。

2・ゴンブリ
米を洗う水を汲むための桶。井戸から汲み上げられた水を、これを使って踏桶に入れます。当時の蔵人のこの時のいでたちと言えば、ふんどし一枚、ハッピ一枚の威勢のいい姿でした。

3・洗いセイロ・セイロ台
ゴンブリで水を換えながら、70回、50回、30回と唄で数を数えながら流しては洗う、洗っては流すを繰り返します。そして、洗った米の水を切るのがセイロで、その置き台がセイロ台です。ここで水を切った米は、漬桶に入れ、十分に水に浸されます。

釜屋(米を蒸すところ)の道具

1・こしきぐつ%手袋
釜屋(かまや)、上人(じょうびと)と呼ばれる蔵人が、こしき(釜の上にある米の蒸し器)の中の蒸し米の上にあがり蒸し米を切り出します。この時、熱さから身を守るため身につけるのが、こしきぐつと、手袋です。

2・サル・サルのべべ
こしきの中の米に万遍なく蒸気を行き渡らせるため、こしきの下の穴からでてくる蒸気をまわす目的で、こしきの穴に被せるのがサル。サルに被せる布がサルのべべ。こしきの上部まで蒸気が吹きあがることを「こしきが抜ける」といいます。

5こしき・飯だめ%半役
釜屋(かまや)、上人(じょうびと)と呼ばれる蔵人が、ブンジを使って、こしきから切り出した米を入れるのが飯だめ。この飯だめをこしきに掛けておくところが半役(はんやく)です。




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