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食卓日本昔話
親子で楽しむ、
民話にちなんだ料理レシピ
番外編「シンデレラの馬車 かぼちゃのお菓子」●メニュー
かぼちゃのプリン
- まろやかなかぼちゃの味が広がり、とてもなめらか。しかもヘルシー。何個でも食べられそうなプリンです。
スイートパンプキン
- スイートポテトのかぼちゃ版。かぼちゃ本来のおいしさがそのまま味わえるお菓子です。いろんな形を作って、親子で楽しみましょう。
かぼちゃのスコーン
- イギリスのティータイムでは欠かせないスコーン。かぼちゃのほのかな甘さが魅力的な、素朴な味のお菓子です。
パンプキンパルフェ
- アイスクリーム風、ちょっとおしゃれな冷菓です。ちゃんと固まるまで待ちきれないかもしれません、そこはガマン!です。
「シンデレラ」
虐げられていた継子(ままこ)が妖精の力を借りて美しく変身し、王子様と結ばれる「シンデレラ」の物語は、誰も知らない人がいないくらい世界中で愛されています。この話の発祥ははっきりしないそうですが、ものの本に最初に現れるのは9世紀の中国だということです。「いいですか、必ず真夜中の12時までに帰ってくるのですよ。もし12時を少しでも過ぎたら、馬車はもとのカボチャに、馬はハツカネズミに、従者はトカゲに、あなたの着ているものはもとの汚れた服にもどってしまいますよ…」といった、現在のような話になって登場するのは、17世紀のフランスの「ペロー童話集」からだそうです。
私たちのよく知っている「シンデレラ」は、そもそもシャルル・ペローが民話から取材した童話の一つで、1697年に出版されたこの本の中に「眠れる森の美女」や「赤ずきん」などといっしょに収められたものだということです。
継子譚といわれる「シンデレラ」のような民話は、ヨーロッパ各地や日本、東南アジアなど世界のいたるところにあり、語り継がれてきましたが、国や話により多少の違いがあり、さまざまな型があるようです。
グリムの有名な「灰かぶり」もその一つですが、グリムの話では、お母さんがわりの仙女は登場しませんし、カボチャが馬車に変身するというようなこともありません。灰かぶりに美しい服を持ってきてくれるのは、亡くなった母親のそばに植えたハシバミの木にやってくる白い小鳥です。また、印となる靴はガラスの靴ではなくて、金の靴です。他にもいろいろ違いがあります。
「シンデレラ」といえばハッピーエンド!と誰も思いますが、アジアやアメリカ・インディアンに伝わる話の中には、例外的に悲しい結末で終わるものもあるそうです。
日本版「シンデレラ」は「米福粟福(こめふくあわふく)」という話です。“粟福”を美しく変身させてくれるのは、お地蔵さんにもらった宝の小袋で、長者の息子と結ばれます。また「紅皿欠皿(べにざらかけざら)」という話もあり、こちらは森のおばあさんからもらった小箱が“紅皿”の願いを叶えてくれます。和歌をうたって幸せになるというところが「米福粟福」とはちょっと違うところです。めずらしい、男の子が主人公の「灰坊太郎」という話もあります。いずれも芝居や祭など、幸せになる相手と出会う華やかな舞台を中心にすえた話になっています。
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