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食卓日本昔話
親子で楽しむ、
民話にちなんだ料理レシピ
[七夕晩餐会]●メニュー
羽衣揚げ
- 羽衣はゆばで、パリッとした食感が楽しめる一品です。
青瓜とエビの煮びたし
- とても上品な夏らしい煮物です。冷たく冷やしていただきます。
天の川素麺
- 食欲がわく夏場のうれしいメニュー、五色の短冊(具)を添えて。自家製の麺つゆにも挑戦してみましょう。
フルーツアイス
- 果物そのものの味を生かした、手軽にできるシャーベット風の氷菓です。
「七夕(織女と牽牛)」伝説と「天人女房」
七夕は、7月7日の夜、牽牛星と織女星が天の川をはさんで一年に一度会うという中国の伝説に、わが国の古い信仰が結びついたものといわれています。奈良時代頃から宮中行事として盛んに行われるようになり、江戸時代に入って広く民間でも行われるようになったということです。
中国の織女・牽牛2星の伝説は次のようなものです。
年頃なのに化粧ひとつせず機織りに精をだす、働いてばかりの娘・織女を心配した父の天帝は、牽牛という牛飼いの青年と結婚させることにします。結婚してしばらくして、天帝は2人を訪ねますが、カタカタという耳慣れた機織りの音は聞こえてきません。「結婚間もない2人だから、まぁ仕方がない」と天帝は帰ってきます。幾日か過ぎ、再び天帝は2人の様子を見にいきますが、相変わらず機織りの音は聞こえてきません。あれほど仕事熱心だった織女は、牽牛との生活に夢中です。我慢の限界を超えた天帝は、お灸をすえる意味で、織女と牽牛を以前のように天の川の東と西に分かれて暮らすようにします。そのおり天帝は娘に「心を入れかえて一生懸命仕事をするなら、一年に一度、7月7日の晩に牽牛と会うことに許してやろう」と申しわたします。織女は牽牛に別れをつげ、泣きながら天の川の東に帰り、自分の行いを反省し、それ以来、年に一度の再会を楽しみに機織りをするようになります。
この物語に登場する織女は琴座の1等星ベガ、牽牛は鷲座の1等星アルタイルです。
七夕の由来として知られている日本の昔話に「天人女房」があります。
水浴びをしているときに羽衣を隠されて、若者の妻となった天女は、ある日、子どもの歌からその隠し場所を知り、天に帰ります。男は後を追い、瓜のつるを伝って天上にのぼります。そこで天帝から様々な難題を出されますが、妻の援助で解決します。ところが、瓜を禁じらた切り方で切ってしまったために、大水が出ます。天女は、流されていく男に向かって、「月の7日に会いましょう」といったのですが、それを男は7月7日と聞き違えたため、一年に一度しか会えなくなってしまいます。
このような「天人女房」の話は、地域や民族により多少異なりますが、世界中に分布しているということです。
日本では天女はたいてい人の姿で地上に降りたちますが、ヨーロッパなどでは、白い鳥が水辺に降りたって、羽を取り人間の女に変身するという「白鳥乙女」の話になっているということです。
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