食卓日本昔話
 親子で楽しむ、
 民話にちなんだ料理レシピ


[浦島太郎ディナー]

●メニュー

和風サラダ おとひめさま
レタスに、おとひめさまを美しく育てた、海の幸がたっぷりの和風ディップとカリカリ野菜を包んでいただく、“前菜盛り合わせ”風のサラダです。

玉手箱ずし
卵の玉手箱を開けると、エビやイカ、あなごが舞い踊る (!?)具だくさんのお寿司。鯛や平目も焼いて乗せればOKです。

竜宮ゼリー
竜宮城もびっくりの、美しい彩りとフレッシュなオレンジの香りが魅力のとてもヘルシーなデザートです。


「浦島太郎」

 一般に知られる「浦島太郎」は、貧しい漁師・浦島はカメを助けたお礼に竜宮城に案内され、夢のような3年間を過ごしますが、家に残した年老いた母親のことが気にかかり、玉手箱をみやげに故郷に帰ります。帰りつくと、村の様子は変わっており、誰ひとり知っている人はなく、この世は300年が過ぎていた、という不思議な物語です。

 このような浦島伝説は、古くは「日本書紀」「万葉集」にも記され、全国各地に残っているということです。細部は地方により多少異なるようで、カメを助ける状況などは、子どもたちにいじめられていたところをというものや、釣りあげたのをというものなどがあります。また、一般の話では玉手箱は一段で煙が入っていますが、なかには三段で一段目には二枚の鶴の羽根が、二段目には煙が、三段目には鏡が入っているというものもあります。これは、玉手箱を開け煙を浴びて見る見るうちに年を取りおじいさんになる、ここまでは同じですが、このあと、鏡をのぞくと肩に鶴の羽根が生えており鶴になって飛んでいく、という結末になっています。

 ♪むかし むかし そのむかし 助けたカメに連れられて 竜宮城に来てみれば 絵にも描けない美しさ♪ と、歌にも歌われる「浦島太郎」は、全国各地に伝説が残っていることなども考えあわせると、日本人の心の奥深くに根ざした民族的な昔話といえるのかもしれません。


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