第二章 台地に刻まれた伊丹の歴史
〜古代の伊丹と伊丹廃寺〜
藤井 直正

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資料1  
資料2  
資料3  
資料4  
目次へ  
 
T 伊丹の原始・古代遺跡
U 仏教文化の地方への波及
V 西摂の古代寺院遺跡
W 伊丹廃寺跡の概要
 このたび小西酒造には、この長寿蔵というすばらしい施設ができまして、伊丹にいいものができたなあと思いながら、何回か利用させていただいております。
 実は小西酒造と申しますと、そこに展示コーナーがございますが、江戸時代の昔に頼山陽という、立派な人物が、これは広島県の竹原生まれの学者ですが、しょっちゅう白雪のお店へやってまいります。白雪のみならず、この伊丹郷町というのは、酒造りで発展をした町で、その町が現在新しく生まれかわっていくということで、地面の下に残っている遺構を記録に残さなければいけないと、そういう仕事のお手伝いをしてきたわけです。

 伊丹の酒造の歴史は、そこへ頼山陽のみならず、たくさんの文人墨客が訪れました。従って江戸時代の伊丹というのはたいへんな文化香りの高い場所であったわけです。そういう伝統のある伊丹の酒造りの町で、小西酒造さんが、またこういういい試みをお始めになったという、この歴史の繰り返しといいますか、それをさらに発展させたたいへん意義の深い催しをお始めになったということで、私は非常に喜んでおります。

 さて資料ですが、これは私の大学で出しました『伊丹小史』という冊子に私自身が書いた文章でして、話の内容はこの中身とほとんどかわりません。かわってる部分もあるんですけども、それをレジュメにさせていただくことにしました。それから、あとの資料は伊丹廃寺の遺跡とそれから伊丹廃寺の出土遺物の説明をした文章。これも市の教育委員会が先年お出しになりました『伊丹の文化財』、これたいへんいい冊子ですが、ここからお借りしております。市の教育委員会の方が伊丹廃寺のことをまとめておられますので、それを使わせていただきます。

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