新年のご挨拶

  • 小西酒造株式会社
    代表取締役社長 小西新右衛門

    新年あけましておめでとうございます。
    これより5つのテーマに分けて、弊社のホームページをご覧いただいている皆様に今年の抱負をお伝えし、新年の挨拶にかえさせていただきます。

    (1) コミュニケーションツールとしてのお酒の役割
    コロナウィルス感染蔓延の原因のように言われてしまったアルコール類ではありましたが、「人間は一人では生きていけない」という真理から見ても人と人とをつなぐのコミュニケーションの重要性が今年は再認識されると思われます。今までの致酔飲料としての楽しみ方以上にお酒をコミュニケーションツールとして有効に活用していただく「場面・シーンづくり」に努めます。

    (2) 日本遺産から世界遺産へ
    一昨年の6月に「伊丹諸白と灘の生一本」が日本遺産に認定されました。江戸送りの清酒の歴史が認められたものでありましたが、伊丹で470年以上にわたり酒造りをしてきた弊社にとっては大変うれしい出来事でもありました。また昨年の4月には「日本の伝統的なこうじ菌を使った酒造り技術の保存会」が立ち上がり、時を同じくして新しく制定された登録無形文化財に「書道」と共に「伝統的な酒造り」が第一号として登録されました。このような動きを通じて「日本酒」他がユネスコの無形文化遺産に認定されるように上記保存会の会長として努力してまいります。このことは2025年の大阪万博につながるものと確信しております。

    (3) ストーリー性の追求
    コロナ禍での消費の変化の中で家庭でもいろいろ違うお酒を飲み比べする習慣が定着してきたと思われます。またオンラインショッピングの普及で価格訴求以外にもその商品の背景にあるストーリー性を重要視する動きも強くなってきました。弊社は、その歴史のみならず商品開発においても特徴のない商品は開発しないという「誰も歩いていない道を行く。」という考え方を大事にしながら、お客様に感動していただける商品開発をこれからも致します。

    (4) SDGsへのチャレンジ
    470有余年の歴史は、現在国連が提唱しているSDGsのすべてではありませんが、いくつかの項目をクリアしてきたので、その結果現在も企業として存続させていただいていると考えております。しかしそれだけはなく将来に対しての企業の果たすべき責任として新たな取り組みにもチャレンジしてまいります。

    (5) 世界へ羽ばたく白雪へ
    お陰様で世界酒蔵ランキングにおいて二年連続して10位以内の5つ星を獲得させていただきました。弊社の特徴は、特定名称酒を中心にした現在で、燗酒に合うお酒や古酒系、それにお米の品種の違いによりその味をどこまで酒質に表現できるかにチャレンジし、料理との相性の良いお酒造りをしてまいりました。また日本人が考える美味しい日本酒だけではなく、各国の国民が独自の料理に合う日本酒を選んでもらえるようなチャレンジもしております。技術的にも「めざせ!世界品質」を目標としており世界に羽ばたけるようにいたします。

    日本酒の持っている特徴を活かして、その多様性を追い求め続けてお客様に少しでも感動していただけるように努力してまいります。
    最後になりましたが、2022年が皆様にとって素晴らしい年になることを心から祈念し年頭のご挨拶といたします。



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