小西酒造株式会社

2025.03.11

お知らせ

【イベントレポート】GI「伊丹」と江戸の循環社会

2025年3月4日(火)にGI伊丹の指定記念イベント『GI「伊丹」と江戸の循環社会』を日本の酒情報館(東京)にて開催致しました。

昨年2024年11月29日に「地理的表示(GI)伊丹」の指定を受け、2025年1月24日の確認審査で、上記基準を満たす商品として5商品が認定されました。

左から(伊丹老松酒造)本醸造 伊丹諸白、(小西酒造)伊丹諸白本醸造、伊丹諸白大吟醸、伊丹諸白樽酒、大吟醸ひやしぼり

■第一部 講演・パネルディスカッション

第一部では伊丹酒造協同組合代表理事・小西酒造代表取締役社長小西新右衛門よりGI指定について、そして伊丹の酒造りのこれまでの歩みやこれから目指すものなど講演いたしました。

その後、日本の酒情報館館長・今田周三氏、市立伊丹ミュージアム館長・奥山清市氏、伊丹市文化財担当主幹・中畔明日香氏を交え『GI「伊丹」と江戸の循環社会』についてパネルディスカッションが行われました。伊丹の酒造りの歴史や下り酒について、江戸で果たした役割について討議頂き、時折、ユーモアを交えながら話される内容に皆さん興味深く聴講されていました。

伊丹市文化財担当主幹・中畔明日香氏
日本の酒情報館館長・今田周三氏
市立伊丹ミュージアム館長・奥山清市氏
小西酒造代表取締役社長・小西新右衛門

第二部 試飲会

第二部はGI伊丹認定酒の試飲会が行われました。
会場モニターではフランスの著名なソムリエがGI伊丹認定酒をテイスティングする動画を投影し、GI指定を機に、海外における伊丹の酒のさらなる認知度向上への展望を語りました。途中で、昨年10月にボランティアメンバーによって行われた往時の江戸送りの下り酒の道のりを再現したイベント・伊丹諸白下り酒~源流からたどる 弁才船(べざいせん)の航跡~で実際に運ばれた富士見酒が紹介され、貴重なお酒に会場は大変盛り上がりました。

主催:伊丹老松酒造株式会社、小西酒造株式会社
後援:伊丹酒造組合